【1月7日 AFP】6日の米株式市場で、米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の時価総額が初めて7000億ドル(約72兆円)の大台を突破した。

 テスラの株価は6日、前日終値比2.8%高の755ドル98セント(約7万8000円)で取引を終え、終値時点の時価総額は7170億ドル(約74兆円)に達した。

 これにより同社の価値は、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター(Ford Motor)、トヨタ自動車(Toyota Motor)、ホンダ(Honda)、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、フォルクスワーゲン(VW)の時価総額の合計を上回った。

 テスラの株価は2020年初から700%以上跳ね上がっている。

 イーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は先に、米国で現在3万7990ドル(約390万円)からとなっているテスラ車の販売価格を引き下げる強い意向を表明。バッテリー設計や材料、生産体制の改革を通じて、「3年後をめどに」価格を2万5000ドル(約260万円)まで下げられると述べている。(c)AFP