【1月7日 AFP】米上下両院は6日夜、米大統領選でのアリゾナ州の選挙結果認定に対して一部の共和党議員が申し立てた異議を、圧倒的な反対多数で却下した。

 アリゾナ州での民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領の勝利認定に対する異議申し立ては、採決の結果、上院では反対93票、賛成6票で、下院では反対303票、賛成121票で否決された。下院では共和党議員82人が、民主党議員らと共に反対票を投じた。

 バイデン氏の勝利を確定させる手続きは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の支持者らが議会に突入したことで一時中断。その後、再開された審議で採決が行われた。

 米大統領選の結果認定をめぐる申し立ての却下は、これが初めて。上下両院合同会議は引き続き、50州すべての選挙結果を認定する手続きを進める。(c)AFP