英国、香港民主派の一斉逮捕を批判 「権利への深刻な打撃」
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【1月7日 AFP】香港で民主派活動家50人余りが国家安全維持法(国安法)違反の容疑で逮捕されたことを受け、英国は6日、中国政府は国安法の真の目的について香港市民を欺いていると非難した。
英国のドミニク・ラーブ(Dominic Raab)外相は逮捕について、1984年の中英共同宣言で保障されている香港の「権利と自由に対する深刻な打撃」だと述べた。
香港警察は6日早朝、「国家転覆」の容疑で53人を逮捕。昨年6月末に国安法が施行されて以来、最多の一斉逮捕となった。
容疑は民主派が昨年、立法会での過半数の議席獲得を目指して予備選挙を行ったことに関連するもの。
ラーブ外相は、警官約1000人を動員した一斉逮捕は、香港・中国当局が国安法の「真の目的について世界を意図的に欺いた」ことを示すものだとコメント。「異議や対立する政治的考えを弾圧する目的で使用されている」と批判した。(c)AFP