【1月6日 CGTN Japanese】日本では揚子江の名でも知られる中国最長の川・長江の生物多様性を保護するため、今年1月1日から2031年までの10年間、長江流域は史上最も長い禁漁期に入りました。禁漁対象となる範囲は、長江流域にある332の自然保護区と、長江およびその主な支流のすべての自然水路に及びます。

 政府は2017年からすでに、長江の生態回復のための禁漁措置を主な流域で始めてきました。これまでに23万人以上の漁師が他の仕事への再就職を果たしたほか、長江沿いのレストランや飲食店を対象とする密漁食材の取り締まりが強化されています。また、禁漁措置とあわせて、長江流域では毎年、10億匹以上の稚魚が放流されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News