【1月6日 AFP】世界保健機関(WHO)の専門家らは5日、米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独製薬ビオンテック(BioNTech)が共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2回目の接種時期を推奨期間よりも遅らせる動きを慎重ながら認める姿勢を示した。

 ファイザーとビオンテックのワクチンは2回の接種が必要とされるが、供給量が限られていることから、デンマークと英国は2回目の接種を推奨されている21~28日後よりも遅らせ、その分より多くの人に1回目の接種を行う方針を示している。

 これについてWHOの「予防接種に関する戦略諮問委員会(SAGE)」は5日、例外的な状況下では、より多くの人に1回目の接種をするために、2回目の接種を推奨期間から2~3週間遅らせることは可能だと述べた。ただし、遅らせた場合の安全性や有効性を裏付けるデータは存在しないと補足した。

 同委員会のアレハンドロ・クラビオット(Alejandro Cravioto)委員長はオンライン会見で、「SAGEは21日から28日以内にこのワクチンの2回目の接種を行うことを推奨している」と述べる一方、ワクチンの供給量が限られる例外的な国々は2回目の投与を遅らせてもよいと付け加えた。(c)AFP/Robin MILLARD