【1月6日 AFP】ニカラグアのマサヤ(Masaya)にある国立動物園でこのほど、ホワイトタイガーの赤ちゃんが生まれた。母親に育児放棄されたため、人の手で育てられている。ホワイトタイガーの誕生は同国初となった。

 赤ちゃんは、「ニエベ(Nieve、スペイン語で雪の意)」と名付けられた。獣医師のエドゥアルド・サカサ(Eduardo Sacasa)さんによると、生まれた時の体重は1キロ弱だった。

 現在、サカサさんの妻のマリナさんが哺乳瓶でミルクを飲ませている。マリナさんは、約700匹の動物を飼育する同園と救助センターの管理を手伝っている。

 ホワイトタイガーの白い体色は劣性遺伝子によるもので、アルビノ(先天性色素欠乏症)でもトラの別の亜種でもない。(c)AFP/Julia RIOS