【1月6日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は185万4305人に増加した。

【図解】新型コロナ 世界に広がる変異株

 これまでに世界で少なくとも8563万80人の感染が確認され、少なくとも5361万5900人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 4日には世界全体で新たに8890人の死亡と53万1524人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1679人。次いでドイツ(944人)、メキシコ(544人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに35万3628人が死亡、2082万3856人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万6561人、感染者数は775万3752人。以降はインド(死者14万9850人、感染者1035万6844人)、メキシコ(死者12万7757人、感染者145万5219人)、イタリア(死者7万5680人、感染者216万6244人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの170人。次いでスロベニア(139人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(126人)、イタリア(125人)、北マケドニア(122人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が58万9554人(感染2737万3087人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が51万3573人(感染1580万6125人)、米国・カナダが36万9554人(感染2143万1350人)、アジアが22万1882人(感染1406万34人)、中東が9万871人(感染407万4045人)、アフリカが6万7926人(感染285万4243人)、オセアニアが945人(感染3万1202人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP