【1月5日 AFP】新型コロナウイルスの影響で学校閉鎖となっていたケニアで4日、小学校が再開し、児童らが登校した。学校での授業は昨年3月15日の閉鎖以来となった。

 授業の再開に際し、検温が実施され、対人距離の確保が呼びかけられた。一部の学校では、屋外で授業が行われた。

 ビクトリア湖(Lake Victoria)の湖畔に位置するキスム(Kisumu)では、湖の氾濫により浸水した地域でボートに乗って登校する児童や生徒らの姿も見られた。

 ジョージ・マゴハ(George Magoha)教育相は昨年7月、新型ウイルスの感染者数は12月になるまで落ち着かないとの見通しを示し、小・中学校の学年末テストは実施せず「2020年度の学校暦は消失したものとみなす」と述べていた。

 ケニアの学校年度は1月から11月まで。11月に学年末テストがある。

 映像はキスムで4日撮影。(c)AFP