【1月6日 Xinhua News】中国貴州省(Guizhou)黔南プイ族ミャオ族自治州竜里県(Longli)洗馬鎮(Xima)平坡村の住民は、農繁期には野良仕事、農閑期には絵画制作にいそしむ。

 村内では、憩いの場となっている長い回廊や農家の小さな中庭など、至る所で絵を描くミャオ族の女性たちを見かける。女性たちは新しい年への期待を込め、牛をテーマとした絵を描いていた。牛は今年の干支(えと)であり、ミャオ族にとってはトーテム崇拝の対象としてきた特別な動物でもある。

 
 村に伝わる伝統絵画「ミャオ画」は、切り絵細工や刺しゅう、ろうけつ染めなどの技法を取り入れ、地域の古い伝説や日常生活、冠婚葬祭などを生き生きと描写する。ミャオ画は今では女性たちの重要な収入源になっているという。(c)Xinhua News/AFPBB News