【1月5日 AFP】新型コロナウイルスの感染拡大を食い止める措置として、英イングランドを対象に全面的なロックダウン(都市封鎖)措置が再び導入されることになったが、プレミアリーグを含む一部のプロスポーツは続行が許可されることになった。

 ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英首相は4日、テレビ演説を行い、約5600万人が暮らすイングランド全土を対象に全面的なロックダウン措置を再導入し、2月中旬まで続く可能性があると発表した。

 小中学校の閉鎖を含む今回の措置は6日から施行される予定で、これに先立ってスコットランド自治政府も同様の措置を5日午前0時から施行すると発表していた。

 しかし、英政府が公開した除外リストによれば「エリートスポーツ選手(必要であればその指導者や、18歳以下であれば両親や保護者)や、エリートスポーツに従事する当局者が競技や練習をすること」は許可されるという。

 スポーツ大会が続行可能かどうかを決める一つの重要なポイントは、プレミアリーグがそうであるように、検査体制や衛生的に安全なバブル環境の準備が整っているかになる。試合に関しては無観客で開催される。(c)AFP/Julian Guyer