【1月5日 AFP】フィンランドのギタリスト・歌手で、ヘビーメタルバンド「チルドレン・オブ・ボドム(Children of Bodom)」を率いたアレキシ・ライホ(Alexi Laiho)さんが先週、亡くなっていたことが分かった。41歳だった。同バンドが4日、発表した。

 ソーシャルメディアに投稿された発表によると、ライホさんは同国の首都ヘルシンキの自宅で死去した。死因は明らかにされていないが、バンドメンバーらは「ライホは最期の数年、長期の健康問題に苦しんでいた」と説明。「私たちはきょうだいを失った。世界は、まれにみるソングライターを、史上最高のギタリストの一人を失った」と記している。

 ライホさんは1993年、ドラマーのヤスカ・ラーチカイネン(Jaska Raatikainen)さんと共にチルドレン・オブ・ボドムを結成。公式ウェブサイトによると、同バンドはフィンランドだけで25万枚以上を売り上げ、2019年12月に最後のコンサートを行った。

 フィンランド放送協会(YLE)によると、ライホさんは2009年、米雑誌ギター・ワールド(Guitar World)の読者から「最高のメタルギタリスト」に選ばれた。(c)AFP