【1月5日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は184万3631人に増加した。

【図解】ワクチン有効率

 これまでに世界で少なくとも8505万1970人の感染が確認され、少なくとも5431万3600人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 3日には世界全体で新たに8007人の死亡と57万9556人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1532人。次いでロシア(482人)、英国(454人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに35万1590人が死亡、2063万9854人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万6018人、感染者数は773万3746人。以降はインド(死者14万9649人、感染者1034万469人)、メキシコ(死者12万7213人、感染者144万8755人)、イタリア(死者7万5332人、感染者215万5446人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの170人。次いでスロベニア(135人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(126人)、イタリア(125人)、北マケドニア(121人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が58万4364人(感染2713万9667人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が51万1894人(感染1574万5107人)、米国・カナダが36万7450人(感染2124万1168人)、アジアが22万1176人(感染1401万9838人)、中東が9万551人(感染404万2678人)、アフリカが6万7251人(感染283万2338人)、オセアニアが945人(感染3万1181人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP