【1月5日 AFP】イランは、核関連地下施設で濃縮度最大20%のウラン製造作業を開始した。国営メディアが4日、報じた。2015年の核合意で定められた上限を大幅に上回る濃縮度となる。

 国営放送は、フォルドゥ(Fordow)にある地下施設で「濃縮度20%のウランの製造作業が始まった」とする政府報道官の話をウェブサイト上で伝えた。

 これを受けて欧州連合(EU)は、イランのこの活動は核合意からの「相当の逸脱」に当たると警告した。(c)AFP