【1月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は183万5824人に増加した。

【図解】新型コロナ、PCR検査各国費用 医療制度で差

 これまでに世界で少なくとも8450万8990人の感染が確認され、少なくとも5400万1300人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 2日には世界全体で新たに8133人の死亡と57万8676人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2378人。次いでロシア(504人)、英国(445人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに35万214人が死亡、2043万88人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万5725人、感染者数は771万6405人。以降はインド(死者14万9435人、感染者1032万3965人)、メキシコ(死者12万6851人、感染者144万3544人)、イタリア(死者7万4985人、感染者214万1201人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの169人。次いでスロベニア(133人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(125人)、イタリア(124人)、北マケドニア(121人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が58万492人(感染2693万3136人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が51万720人(感染1569万8098人)、米国・カナダが36万5914人(感染2101万6142人)、アジアが22万651人(感染1398万7687人)、中東が9万456人(感染403万2456人)、アフリカが6万6646人(感染281万356人)、オセアニアが945人(感染3万1122人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP