【1月3日 AFP】20-21スペイン1部リーグは2日、第17節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-0で好調セルタ(Celta de Vigo)を下して暫定首位に浮上した。

 レアルは開始6分、マルコ・アセンシオ(Marco Asensio)のクロスにファーサイドのルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が頭で合わせて先制すると、53分には相手のDFラインが乱れる中、今度はバスケスのパスに走り込んだアセンシオが追加点を決めた。

 アセンシオは「試合前に、カウンターのチャンスがあったら僕らで決めてやろうと言っていて、その通りになった」と話した。

 前節は昇格組のエルチェ(Elche CF)と引き分けに終わったレアルだが、この勝利でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を勝ち点1上回って暫定首位に立った。しかしアトレティコは3日のアラベス(Alaves)戦を含め、消化が3試合少ない。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は「きょうは最初から最後まで良い試合ができた」と満足感を示し、「まだ試合は数多くあるし、これを続けないといけない」とコメントした。

 他会場では、3位浮上の可能性もあったセビージャFC(Sevilla FC)が何とかレアル・ベティス(Real Betis)とのダービーに1-1で引き分け5位となった。レバンテ(Levante)に2-1で勝利したビジャレアル(Villarreal CF)が4位につけている。(c)AFP