【1月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は182万7565人に増加した。

【図解】新型コロナ、PCR検査各国費用 医療制度で差

 これまでに世界で少なくとも8390万6690人の感染が確認され、少なくとも5375万6600人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 1日には世界全体で新たに9661人の死亡と55万5864人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2271人。次いでメキシコ(700人)、英国(613人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに34万7865人が死亡、2013万6182人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万5411人、感染者数は770万578人。以降はインド(死者14万9218人、感染者1030万5788人)、メキシコ(死者12万6507人、感染者143万7185人)、イタリア(死者7万4621人、感染者212万9376人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの169人。次いでスロベニア(131人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(125人)、イタリア(123人)、北マケドニア(120人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が57万7421人(感染2678万200人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が50万9332人(感染1563万1581人)、米国・カナダが36万3471人(感染2071万8886人)、アジアが22万19人(感染1394万6361人)、中東が9万239人(感染401万2049人)、アフリカが6万6138人(感染278万6532人)、オセアニアが945人(感染3万1087人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP