【1月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間1日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は181万8946人に増加した。

【図解】新型コロナ、PCR検査各国費用 医療制度で差

 中国で2019年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも8338万1330人の感染が確認され、少なくとも5253万4200人が回復した。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。

 検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。

 先月31日には世界全体で新たに1万3629人の死亡と72万8621人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の3426人。次いでブラジル(1074人)、英国(964人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに34万5844人が死亡、1997万4883人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は19万4949人、感染者数は767万5973人。以降はインド(死者14万8994人、感染者1028万6709人)、メキシコ(死者12万5807人、感染者142万6094人)、イタリア(死者7万4159人、感染者210万7166人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの168人。次いでスロベニア(130人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(123人)、イタリア(123人)、北マケドニア(120人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が57万4012人(感染2656万9711人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が50万7687人(感染1556万9105人)、米国・カナダが36万1440人(感染2055万4203人)、アジアが21万9371人(感染1390万5767人)、中東が9万31人(感染399万2072人)、アフリカが6万5460人(感染275万9404人)、オセアニアが945人(感染3万1068人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP