【1月3日 Xinhua News】中国の酒造大手、貴州茅台酒が製造・販売する白酒(蒸留酒)「貴州茅台酒」の模倣品を製造したとして「登録商標冒用罪」に問われた13人に対し、貴州省(Guizhou)遵義市(Zunyi)中級人民法院(地裁に相当)はこのほど、最高で懲役5年6月の実刑判決を言い渡した。

 13人は省をまたいで貴州茅台酒にパッケージが酷似した商品2万7千本余りを製造していた。遵義市は白酒の主要産地で、国内外でその名を知られる貴州茅台酒の生産拠点もある。今回のような貴州茅台酒の商標侵害事件はたびたび起きており、市は犯罪行為を厳しく取り締まることで、白酒市場の健全で秩序ある発展につなげようと、知的財産権侵害の賠償制度の実施に積極的に取り組んでいる。(c)Xinhua News/AFPBB News