【1月1日 AFP】米ジョージア州で5日に行われる上院議員選の決選投票で、共和党から出馬する現職デービッド・パーデュー(David Perdue)上院議員は12月31日、新型コロナウイルス感染者と接触したことを受けて、自主隔離に入ると発表した。

 パーデュー氏の陣営によると、同氏は12月31日、新型ウイルス検査で陽性と判定された自陣営の一員と接触していたと知らされた。パーデュー氏と妻は陰性だったが、主治医の助言に従い自主隔離に入る。

 ジョージア州の2議席の決選投票の結果次第で共和・民主両党のどちらが上院の主導権を握るかが決まるため、全米の注目が集まっている。

 1議席はパーデュー氏と民主党候補のジョン・オソフ(Jon Ossoff)氏で争われ、接戦となっている。残る1議席は共和党候補の現職ケリー・レフラー(Kelly Loeffler)上院議員と民主党候補のラファエル・ウォーノック(Raphael Warnock)氏で争われ、世論調査によると、こちらも接戦となっている。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領とジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領は4日、それぞれの党の候補の応援演説のため現地入りする予定。(c)AFP