【1月2日 Xinhua News】中国の国家林業・草原局はこのほど、中国で飼育されているジャイアントパンダが2020年12月1日時点で633頭に上ったことを明らかにした。同年初から12月1日までに生まれたパンダは44頭。飼育頭数は順調に増えており、同局は「中国が全力でパンダの繁殖・飼育に取り組んだ成果」としている。

 このほか、人工繁殖のパンダ9頭が自然に放たれ、野生の群れになじんでいることも確認されている。パンダの繁殖などをめぐる科学研究協力も各国で進められており、現在は18カ国22カ所の動物園で61頭が参加している。(c)Xinhua News/AFPBB News