次期副大統領ハリス氏、コロナワクチン公開接種 国民の信頼確保図る
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【12月30日 AFP】米国の次期副大統領、カマラ・ハリス(Kamala Harris)氏は29日、新型コロナウイルスワクチンの公開接種を受けた。接種の様子はテレビで生中継された。
マスクを着けたハリス氏は、首都ワシントンのアフリカ系米国人が多く住む地域にあるユナイテッド医療センター(United Memorial Center)で、2回接種が必要な米製薬大手モデルナ(Moderna)製ワクチンの1回目の接種を受けた。
アフリカ系米国人は、感染者や死者の比率が全米で突出しており、世論調査によると、ワクチン接種を受けたくないと考えている人の割合も特に多い。
ハリス氏は接種後、「みなさんのコミュニティーでワクチン接種を受けられることを、知り合いかもしれない人々にワクチンを接種してもらえることを思い出してほしい」と訴えた。「信頼できる支援者がいて、ワクチン接種を受けに行けることを思い出してほしい」
ハリス氏の夫、ダグ・エムホフ(Doug Emhoff)氏もワクチンの接種を受けた。
ジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領はこれに先立ち、今月21日にワクチンの公開接種を受けていた。(c)AFP