【12月29日 CGTN Japanese】中国外交部の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は28日の定例記者会見で、中国政府は新型コロナウイルスワクチンの安全性と有効性を極めて重視しており、ワクチンのアクセスと負担の可能性において、中国としての貢献を果たしていく意向を示しました。

 伝えられたところによりますと、来年世界で120億回分のワクチンが製造される見通しですが、その中の90億回分はすでに豊かな国の注文を受けています。ワクチンの供給が確保されていない大部分の国にとっては、中国で製造されるワクチンが唯一の選択になることが予想されています。その中でも、中国製ワクチンの信頼性を疑う声があることについて、趙報道官は席上「中国のワクチン研究開発企業は、科学的ルールと管理の要求に基づいて、合理的にワクチンの研究開発を進めており、国際規範と関連法律に基づいて国際協力をしていく」と述べました。そのうえで、「中国は引き続き多様な形で、発展途上国に寄贈、あるいは無償援助の形でワクチンを提供していく」と明らかにしました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News