【12月31日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)の南京博物院で「百花呈瑞-南京博物院収蔵の歴代花鳥(かちょう)画迎春特別展」が26日から開かれている。同展は約100点の書画作品を通じて、宋・元代から20世紀までの花鳥画の発展の歴史を振り返る。

 同博物院陳列展覧部の万新華(Wan Xinhua)主任によると、花鳥画は唐代に始まり、宋・元代に発展し、明・清代に盛んになり、20世紀以降になると多様化が進んだという。

 今回の展示品の中には、北宋の第8代皇帝、徽宗(きそう)や現代中国画の巨匠、斉白石(Qi Baishi)、徐悲鴻(Xu Beihong)の作品が含まれており、このうち5分の2近くが今回初公開となる。

 万主任は、近代中国絵画史では、汪亜塵(Wang Yachen)が描いた金魚の絵、徐悲鴻の馬の絵、斉白石のエビの絵が「画壇三絶」と呼ばれており、今回の展覧会には3人の作品が同時に展示されていると述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News