【12月31日 Xinhua News】中国国有送電大手、国家電網傘下の新疆電力は、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)が国内他地域に送る電力の年初からの累計が、23日に初めて1千億1千万キロワット時を超えたと明らかにした。

 新疆電力によると、同自治区と安徽省(Anhui)間の主要超高圧送電線が7月に改良されたことで、送電容量は1640万キロワットに増加した。また今年は、新型コロナウイルスへの対応を進めると同時に、変電所と送電線の保守作業にロボットやドローンなどを導入。送電プロジェクトの円滑な運営に努めたという。

 石炭、風力資源が豊富な同自治区は現在、国内20の省・自治区・直轄市に電力を送っている。(c)Xinhua News/AFPBB News