【12月28日 CGTN Japanese】中国インターネット情報センターが発表した第46回「中国インターネット発展状況統計報告」によりますと、インターネット利用者数は今年6月時点で9億4000万人に達しています。年齢構成別では19歳以下が1億7200万人となり、インターネット利用者全体の18.3%を占めています。職業別では学生が約2億2300万人と最も多く、全体の23.7%を占めています。

 インターネットは、未成年者が情報を取得したり世界を知るための、またレジャーと娯楽のための重要なルートとなっています。その一方で、コンテンツは玉石混交で、心身がまだ成熟していないセルフコントロール力が弱い未成年者に害を与える恐れがあります。インターネット上での生放送、動画、ゲームなどに未成年者がのめり込み、勉強に支障をきたす状況が社会的に注目されています。

 未成年者保護を強化するため、先ごろ改正された未成年者保護法に、インターネット保護に関する内容が追加されました。2021年6月1日に施行される新たな未成年者保護法は、いかなる企業も中毒を誘発するような製品・サービスを提供してはならないと定めています。また保護者に対しても、ネットワークリテラシーを高め、自身のネット利用行為を規範化するとともに、未成年者のネット利用を指導・監督しなければならないと定めています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News