【12月28日 CGTN Japanese】中国初の国産大型ジェット旅客機「C919」の寒冷地での試験飛行が25日、内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)のフルンボイル市で行われました。

 フルンボイル東山国際空港で行われた寒冷地試験飛行により、大型ジェット旅客機「C919」の極寒の気象条件下における各システムや設備の機能と性能が検証されました。

「C919」は、中国が最新の耐空性基準に基づき開発した、独自の知的財産権を有する中国初の国産大型ジェット旅客機です。座席数は158席から168席まで調整可能で、航続距離は4075〜5555kmとなっています。2021年末までにすべての試験飛行を完了して中国民用航空耐空証明を取得し、第一陣機の引き渡しを行うことを目指すとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News