【12月28日 Xinhua News】中国天津開発区の大型運搬ロケット基地にある天津航天長征ロケット製造の最終組み立て・試験工場は、主に「長征5号(Long March 5)」をはじめとする次世代大型・中型運搬ロケットの最終組み立て、品質・特性の測定、最終組み立て後の検査・試験および水平(横倒し)テスト作業を担当している。

 同基地は、2008年に天津経済技術開発区で建設が始まり、敷地面積は3千ムー(約200ヘクタール)。ロケット研究・開発生産エリア、宇宙技術応用産業エリア、補助・付帯エリアで構成されており、ロケット部品の生産や各コンポーネントの組み立て、最終組み立て・試験が集約された、中国の宇宙技術レベルを代表する世界的に高度な新宇宙センターとなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News