【12月31日 Xinhua News】中国寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)発展改革委員会によると、同自治区呉忠市太陽山にある中国大唐集団の100メガワット太陽光複合発電プロジェクトが初のインバーター系統連系を実現したのに伴い、自治区内の太陽光発電設備容量が1003万キロワットに達し、発電容量全体の18%を占めた。第13次5カ年計画(2016~20年)期間のエネルギー発展計画で掲げた太陽光発電設備容量1千万キロワットの目標を予定通り達成した。

 寧夏回族自治区発展改革委員会エネルギー発展処によると、同自治区は日照量が比較的多い地域の一つで、中国初の新エネルギー総合モデル区にも指定されている。ここ数年、新エネルギー事業を発展モデル転換やエネルギー構造調整、投資成長をけん引する重要な手掛かりと位置付け、石嘴山や寧東、青銅峡、塩池、同心、紅寺堡などの大型太陽光発電パークを相次いで建設。太陽光発電の1人当たりの設備容量と単位面積当たりの設備容量が中国で最も大きい地域の一つとなった。

 クリーンエネルギー産業は同自治区が確定した九つの重点産業の一つで、自治区は今後、太陽光発電産業チェーンの発展をさらに推進し、黄河沿岸地域と中部乾燥地帯の土地資源を統合するとともに、太陽光発電の市場競争力をさらに高め、国家高比率クリーンエネルギー発電基地を構築し、国内の二酸化炭素排出量ピーク到達とカーボンニュートラルに貢献していく。(c)Xinhua News/AFPBB News