【12月27日 AFP】オーストラリア出身の男子ゴルフの名選手で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状が出たため入院先の病院でクリスマスを過ごしていたグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏(65)が26日、退院し自主隔離を行っていると明かした。

 1986年と1993年の全英オープン(The Open Championship)で優勝した元世界ランク1位のノーマン氏は、自宅のバルコニーに立つ自身の写真をインスタグラム(Instagram)に投稿し、「退院して、母屋から離れたゲストハウスで治療と隔離を続けることになった」とつづった。

 熱をはじめ、関節や筋肉の痛み、頭痛はあるものの「少し落ち着いた」という。最新の検査結果はまだ受け取っていないが、病院で胸部エックス線検査と血液検査を受けた結果、症状とマーカーから見て陽性だろうと医師からは告げられたとしている。

 ノーマン氏は前週、米フロリダ州オーランド(Orlando)で開催されたエキシビション大会、PNC選手権(2020 PNC Championship)に息子と出場して9位タイに入った。

 大会前に行われた検査では陰性で、最近の22日の結果も陰性だった。(c)AFP