【12月27日 Xinhua News】中国のジャイアントパンダ国家公園四川管理局はこのほど、同公園の四川省(Sichuan)唐家河エリアでパンダの撮影に成功したと明らかにした。同エリアでの撮影成功は2020年に入り7回目。

 赤外線カメラは今月4日午前2時半ごろ、四角湾の標高2164メートルの尾根をゆっくりと移動するパンダの成体1頭を撮影。7日午後8時過ぎには約1キロ離れた川沿いで、カメラの方向に歩いて来るパンダを再び捉えた。現れたのは同一個体の可能性が高いという。

 唐家河自然保護区は岷山山系に位置し、自然環境に恵まれている。1978年の保護区設立以来、40年以上にわたる職員らの尽力により、パンダやキンシコウ、ターキン、カラニジキジなど希少動物の楽園となり、中国で野生動物と出合う確率が最も高い保護区の一つとなった。(c)Xinhua News/AFPBB News