【12月26日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は、来年に予定されていたU-20W杯インドネシア大会(U-20 World Cup 2021)とU-17W杯ペルー大会(U-17 World Cup 2021)について、新型コロナウイルスの影響で2023年まで延期すると明らかにした。

 FIFAは公式ウェブサイトで、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)でスポーツの国際大会の開催が困難な状況が続き、各国では渡航制限が課されている」とすると、「関連する予選の過程を含め、両大会の開催には課題があるが、世界の状況はそれらに対処できるレベルにまで正常化していない」と延期の理由を説明した。

 さらに、2023年には「成功裏に大会を実施する」べく、両開催国と連携していくと補足した。

 サッカーの国際大会はこの2大会の他にもコロナ禍の影響を受けており、今年行われるはずだった欧州選手権(UEFA Euro 2020)とコパ・アメリカ(2020 Copa America)が来年6月に延期され、アフリカネーションズカップ(2021 The Africa Cup of Nations)も2022年1月の開催に変更された。(c)AFP