【12月26日 Xinhua News】動車組(動力分散式列車)の新型車両「CR300BF型復興号」による高速鉄道列車C3887が24日、中国江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の南京南駅から同省連雲港市(Lianyungang)に向け出発した。中国が完全な独自知的財産権を所有する新型「復興号」が、全国で初めて正式に営業運行に投入された。

「CR300BF型復興号」は、中国の動車組「復興号」シリーズの新型車両で、設計時速は250キロ。ソフト、ハード全てが中国で設計、製造、選定された。今後、同型車両の動車組27編成が、南京と深圳(Shenzhen)、漢口(Hankou)、贛州(Ganzhou)、威海(Weihai)などの都市を結ぶ路線に導入される予定で、次第に全国的に広く導入されていくことになっている。(c)Xinhua News/AFPBB News