【12月25日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)の繁華街、天河路商圏で23日、中日文化芸術フェアが開幕した。会場には平城京や唐招提寺、鳥居など日本の要素が盛り込まれたほか、古都京都、奈良の街並みが再現され、多くの市民や観光客が訪れている。

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 同フェアは、同市政府が主催し同市商務局、天河区政府が運営する「広州国際ショッピングフェア」の一環。着物のファッション展示会や和太鼓演奏会、相撲大会などが開かれる。同市に住む日本人の文化専門家や中国国内の専門家らを招いた現代生活に関する座談会や中日文化芸術交流会、中日美食文化対話会なども開催され、両国の文化交流と相互学習を後押しする。

 日本政府観光局(JNTO)広州事務所の中山友景所長は「中日両国は一衣帯水で文化も同源。今回のイベントを契機に両国の相互交流をさらに深めていきたい。両国間の観光往来が早期に回復することを願っている」と述べた。(c)Xinhua News/AFPBB News