【図解】EU 拡大からブレグジットまで
このニュースをシェア
【12月25日 AFP】欧州連合(EU)と英国は24日、英国のEU離脱(ブレグジット)後の貿易協定交渉で合意した。2016年の国民投票の結果に基づき今年1月にEUを正式に離脱した英国は、今月31日にEUの単一市場と関税同盟を離れる。
EUの拡大から英国の離脱まで、その変遷をまとめた。
■1950年
新たな戦争を防ぐため、ドイツ・フランス間で経済協力に着手。
■1957年
欧州経済共同体(EEC)に6か国が加盟。のちにEUの基礎となるローマ条約(Treaty of Rome)に調印。ヒト・モノ・サービスの共同市場を設立。
■1973年
第1次拡大で英国などが加盟。加盟国は9か国に。
■1981年
第2次拡大で南へ。加盟国は10か国に。
■1986年
加盟国は12か国に。統合が加速し、単一市場設置を目的に単一欧州議定書(Single European Act)に調印。
■1995年
加盟国は15か国に。1990年に東西ドイツが統一。1992年にはマーストリヒト条約(Maastrict Treaty)に調印、1995年にシェンゲン協定(Schengen Agreement)が発効。
■2004年
加盟国は25か国に。2002年、欧州統一通貨「ユーロ」の紙幣・硬貨の流通開始。東に拡大。
■2007年
ルーマニアとブルガリアが加盟し、27か国に。リスボン条約(Lisbon Treaty)調印で政治的統合が加速。
■2013年
クロアチアが加盟し、28か国に。欧州統合のあり方に批判的な欧州懐疑主義が高まる。
■2020年
英国が離脱し、27か国に。
(c)AFP