【12月24日CGTN Japanese】国際中国語通用翻訳能力試験(CATTI国際版)の初の試行試験がこのほど、東半球と西半球に分けて55カ国で実施されました。今回は外国人と海外留学中の中国人だけを対象としたものでしたが、55カ国の計2300人余が参加しました。

 同試験は、中国外文局全国翻訳専門職資格試験項目管理センターが主催し、国内外の多くの大学や漢文化機関が共同で実施するもので、多くの国の教育・文化関連機関の重点協力プロジェクトに組み込まれています。2021年から中国を含む全世界の受験者に正式に開放されます。語種は中英、中韓、中日などです。

 同試験は、中国国内で行われている主にプロの翻訳者向けの全国翻訳専門職資格試験1~3級とは異なり、主に就業へ導くものとして、一般的な翻訳者や中国関連国際業務担当者、応用型外国語人材を対象に中国語と外国語の翻訳能力を測定します。

 新型コロナウイルス感染症の予防・抑制の観点から、試行試験は、在宅オンライン形式を中心に、一部では集中オンライン形式で行われました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News