【12月27日 CNS】中国の映画データ調査会社・灯塔研究院と映画専門メディア・毒眸が14日に発表した「2020中国映画市場観客リポート」によると、新型コロナウイルスの影響で中国映画市場の今年の興行収入は前年比約70%減の200億元(約3164億円)にとどまる見込みだ。それでも北米を抜いて初めて世界のトップに立つとみられる。

 中国は新型コロナウイルスの早期抑制に成功し、映画館は7月20日から入場率を制限しながら再開。上映スクリーン数や新作映画が徐々に増加し、興行収入は10月時点で北米を上回り世界1位になった。

 営業再開最初の月のデータによると、熱烈な映画ファンが最初に映画館に駆けつけ、1人当たりの観賞回数は前年同期の3倍となった。戦争、犯罪、文学映画のリピート率が特に高かった。年間を通して見ると、20歳以下の観客の割合が2018年より7ポイント増えており、新しい客層も開拓されている。

 中国の映画市場では、春節(旧正月、Lunar New Year)の大型連休は最も重要な時期だ。2018年と2019年の春節連休期間はそれぞれ57億7000万元(約913億円)と59億元(約933億円)の興行収入を記録し、15億元(約237億円)以上の大ヒット作がそれぞれ3本生まれた。2021年の春節は2月11~17日。映画市場を完全復活させることが期待されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News