【12月26日 CNS】中国工業情報技術部の劉烈宏(Liu Liehong)次官は15日、北京市内で行われたフォーラムで「国内の5G基地局は71万8000局に達し、世界最大の5Gネットワークを構築している」と明らかにした。

 劉氏は「中国の5G開発は重要な融合・革新の段階に入り、基礎通信、設備製造、垂直産業などの多元的な協力が加速している」と説明する。特に産業用インターネットは急速な発展期を迎えていると強調。原材料、設備製造、消費財など30以上の主要産業をカバーし、デザインのデジタル化、製造のスマート化、生産のネットワーク化、オーダーの個別化、サービスの延伸化など、新しいモデルが急速に拡大している。「5Gプラス産業用インターネット」に関するプロジェクトは約1100項目を数える。

 劉氏はまた、「医療、エネルギー、農業、教育、金融などの産業分野で5G技術の応用が加速している」と指摘。今年は遠隔治療、AIロボット、リモートワーク、遠隔教育などが5G技術により大きく発展したと強調した。(c)CNS/JCM/AFPBB News