【12月24日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハース(Haas F1 Team)は23日、オンライン上に公開された映像内でのニキータ・マゼピン(Nikita Mazepin)の行動について内部調査を終了したことを受け、同選手が来季のドライバーを務めると発表した。

 21歳のマゼピンは今季のフォーミュラ2(F2、FIA F2選手権)で結果を残し、今月上旬にハースとの「複数年」契約を結んだが、それから間もなく、マゼピンのインスタグラム(Instagram)アカウントに、同ドライバーが女性の胸を無理やり触ろうとしている動画が投稿されていた。

 ハースは、移動中の車内でマゼピンと後部座席の女性を助手席から撮影した23秒間の動画を非難し、内部調査を開始したが、現在は終了したとしている。

 ハースは「ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハ(Mick Schumacher)が、2021年F1世界選手権に向けたドライバーラインアップを結成することを再度明言する」とし、「ニキータ・マゼピンの行動に関するチームの以前の声明(12月9日付)にもあるように、この問題は内部で処理されており、これ以上のコメントもしない」と発表文に記している。(c)AFP