【12月24日 AFP】サッカーイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2020-21)は23日、準々決勝が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はエバートン(Everton)に2-0で勝利し、マンチェスター・シティ(Manchester City)との準決勝に進んだ。トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はストーク・シティ(Stoke City)を3-1で下し4強入りした。

 ユナイテッドは敵地グディソン・パーク(Goodison Park)で試合を支配したものの、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が均衡を破るまで88分かかった。

 フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を退団し、10月にフリーでユナイテッドに加入したカヴァーニは、先月新天地での初得点を記録したグディソン・パークで移籍後4ゴール目をマークした。

 ユナイテッドはアディショナルタイムにアントニー・マルシアル(Anthony Martial)が加点し、勝利を決定づけた。オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、「チームのスピリットは良い状態にある。クリスマス期間に向けて勢いをもたらす勝利だ」とコメントした。

 昨季三つのカップ戦で準決勝敗退を経験したスールシャール監督は、前年王者のシティと戦う次戦でその壁を越えるチャンスを手にした。ユナイテッドは昨季シティに同じステージで敗れており、指揮官は「準決勝で負けるのは最悪だ。良い状態で臨めるようすべてを尽くす」と意気込んだ。

 準決勝のもう1試合ではトッテナムが2部のブレントフォード(Brentford FC)と対戦する。準決勝は来年1月4日からの週に一発勝負で行われる予定となっている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS