【12月23日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は22日、レジェンドであるイケル・カシージャス(Iker Casillas)氏がクラブ財団のゼネラルディレクターのアシスタントとしてチームに復帰すると発表した。

 レアルの下部組織出身で、1999年から2015年までトップチームでプレーしたカシージャス氏は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を3度、国内リーグを5度制するなど計19のタイトルを獲得した。

 レアル財団は近年、中国の若手選手がインターンするための資金提供や、スポーツ心理学に関するワークショップの開催といったサッカーに関連する活動を行っている。

 2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)や2008年、2012年の欧州選手権(UEFA Euro)を制したスペイン代表で167試合に出場したカシージャス氏のレアル復帰は5年ぶりとなる。

 カシージャス氏はツイッター(Twitter)に「ホームに帰ってくることができ誇りに思う。すべての願望やあらゆる熱意とともに、新たな挑戦に向かい合う。歓迎に感謝する!」と記した。

 ポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)に所属していた昨年5月、練習中に急性心筋梗塞で倒れたカシージャス氏は、今年8月4日に39歳で現役を引退した。(c)AFP