【12月22日 CGTN Japanese】中国国家鉄道グループは21日、「高速列車『復興号』シリーズで時速250キロのCR300型がまもなく営業運転を開始する」と発表しました。

 これで、時速160キロから350キロまでの「復興号」シリーズ高速列車の全種類が運行に投入されることになりました。

 国家鉄道グループは2015年から2020年までの第13次五カ年計画期間中、高速鉄道技術を手掛ける企業や大学、研究機関を組織して重要な装備分野をめぐる技術革新を展開し、完全に独立した知的財産権をもつ高速列車技術開発プラットフォームを築きました。さらにそのことで、車両の構体、台車、けん引、制動、ネットワークなどコア技術を系統的に掌握し、高速鉄道に関連する装備の実証体系を構築しました。

 これまでに全国で投入された「復興号」シリーズの高速列車は1036編成に達し、安全運行距離は累計8億3600万キロに、旅客輸送量は延べ8億2700万人に上りました。

 2021年には大陸部すべての省・直轄市・自治区で「復興号」の運行が実現する予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News