【12月22日 AFP】ドイツサッカー連盟(DFB)は21日、前週末に行われたブンデスリーガ1部で相手選手に唾を吐いたとして、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に所属するフランス代表FWマルクス・テュラム(Marcus Thuram)に6試合の出場停止処分と4万ユーロ(約500万円)の罰金を科した。

  1998年のW杯フランス大会(World Cup)を制した元仏代表リリアン(Lilian Thuram)氏の息子である23歳のテュラムは、19日の1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)戦で、言い争いをしていたホッフェンハイムのステファン・ポシュ(Stefan Posch)の顔に唾を吐き、その場面が映像で確認されて退場になった。

 テュラムの退場で数的不利となったボルシアMGは、終盤に失点し1-2で敗れた。

 ボルシアMGはテュラムに対して給料1か月分の罰金を科しており、徴収した額は慈善団体に寄付されることになっている。独紙ビルト(Bild)によれば、罰金はクラブ史上最高額の15万ユーロ(約1900万円)前後になるという。(c)AFP