【12月21日 AFP】20NFLは20日、第15週の試合が行われ、王者カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)は32-29でニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)を下し、9連勝を飾った。

 リーグ最高の13勝1敗に成績を伸ばしたチーフスでは、QBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)が3タッチダウンパスを決めるなど47本中26本のパスに成功し、254ヤードを稼いだ。

 一方のセインツではQBドリュー・ブリーズ(Drew Brees)が肋骨(ろっこつ)のけがから5試合ぶりに復帰。3タッチダウンパスをマークしたがインターセプトを一つ食らい、34本中15本のパス成功で234ヤード獲得といまひとつだった。

 これでセインツは9連勝の後2連敗となり、10勝4敗となっている。

 その他の試合では、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)がワシントン・フットボールチーム(Washington Football Team)の終盤の反撃をかわして20-15で勝利し、プレーオフ進出を決めた。

 ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は12-22でマイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)に敗れ、プレーオフ進出の可能性が消えた。

 ペイトリオッツは昨季まで11年連続でAFC東地区優勝を果たしていたが、前日にはバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)が25年ぶりとなる同地区制覇を決めていた。ペイトリオッツは2000年以来となる勝率5割以下が確定している。(c)AFP