「強みは攻めのドライビング」 F1昇格の角田が来季に意欲
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【12月21日 AFP】来季アルファタウリ(AlphaTauri)からフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)デビューを飾ることが決まった角田裕毅(Yuki Tsunoda)が21日、自身の積極的なドライビングは日本のファンにも喜ばれるはずだと話した。
角田は来季、2014年の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)以来7年ぶりの日本人ドライバーとしてF1で戦う。
アルファタウリのパワーユニット(PU)供給メーカーであるホンダ(Honda)の育成プログラム出身の20歳で、今季はカーリン(Carlin)から参戦したフォーミュラ2(F2、FIA F2選手権)でシーズン3勝、表彰台7回、ポールポジション4回を記録して年間3位。19日には国際自動車連盟(FIA)が選ぶ最優秀新人にも輝いた。
21日のオンライン会見で、レベルが上がったF1でも同じだけのインパクトを残したいと話した角田は、「自分の強みは攻めのドライビング」だとし、「前半戦はルーキーらしく、自分の攻めるスタイルを貫いて、ミスをしてもいいから限界値を探りたい」とコメントした。
来季同僚となるピエール・ガスリー(Pierre Gasly)については「チームメートが経験豊富なので、良いところを吸収しながら、同時に今のポテンシャルでどこまでいけるかも確かめたい」と話し、「シーズン後半には、それを成長につなげて一戦一戦改善していきたい」と続けた。
身長160センチと小柄な角田は、今月アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビでテストに参加した。123周を走った経験を踏まえ、オフには筋力トレーニングに努め、F1マシンのパワーとダウンフォースに耐えられる体をつくるつもりだと話している。
F1マシンでは、ブレーキをかけた際にF2で感じなかったようなGを感じて首が前にいったと明かし、「最後には、ヘッドレストにもたれかかっていないと体に力が入らない感じだった。来季に向けては首の筋肉を強化したい」と付け加えた。
アルファタウリとの契約書にサインする際は、緊張でペンをしっかり持っていられないほどだったという角田は、今季は新型コロナウイルスの影響で中止になった日本GP(Japan Grand Prix)を楽しみにしている。年間王者7回のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が鈴鹿サーキット(Suzuka Circuit)で走る姿を子どもの頃に見て刺激を受けたといい、当時の自分が受けたのと同じような衝撃を若いファンに与えたいと意欲を見せている。
「今は厳しい状況だが、来季は鈴鹿で日本GPがあるので、ぜひ足を運んで目の前でF1を体感してほしい。オーバーテークに自信があるので、そこを見てほしい」 (c)AFP