【12月21日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー最終戦、CMEグループ・ツアー選手権(CME Group Tour Championship 2020)は20日、米フロリダ州ネープルズ(Naples)のティブロン・ゴルフクラブ(Tiburon Golf Club、パー72)で最終日が行われ、世界ランク1位の高眞榮(Jin Young Ko、コ・ジンヨン、韓国)が通算18アンダーで優勝した。

 新型コロナウイルスの影響を受けた今季、高が出場するのは今回がわずか4大会目で、前週の全米女子オープン(US Women's Open Championship 2020)で2位タイに入り何とか最終戦に滑り込んでいた状況だったが、手にしたチャンスを最大限に生かしてみせた。

 最終日はバックナインで5バーディーを奪うなど計7バーディーを記録。6ストローク伸ばして引き離し、首位でこの日を迎えていた世界2位のキム・セイヨン(Sei Young Kim、韓国)と、ハナ・グリーン(Hannah Green、オーストラリア)を5打差の2位タイに抑えた。

 今大会の優勝賞金は110万ドル(約1億1400万円)で昨年の150万ドル(約1億5500万円)から下がったが、それでも今季の女子ツアーでは最高額だった。今年の獲得総額を166万ドル(約1億7000万円)とし、賞金王に輝いた高は、キャリア通算の賞金総額も500万ドル(約5億1500万円)の大台を突破している。(c)AFP