【12月21日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会の曾益新(Zeng Yixin)副主任は19日、国務院合同予防・抑制メカニズムの記者会見で、感染症が流行する冬や春に備え、一部の重点グループに新型コロナウイルスワクチンの接種を実施する方針を示した。今後は感染リスクの高い人々で接種が必要な人には全員接種を行うとし、条件に合う人すべてがワクチン接種を受けられるよう努めていくと述べた。

 曾氏は一部の重点グループへの接種について、段階的な実施を計画している中国のワクチン接種の第一歩だと指摘。これらのグループには、コールドチェーン(低温物流)従事者や税関・出入国検査職員、医療・疾病管理従事者、自由市場・水産物市場の従業員、公共交通機関の職員などが含まれると説明した。(c)Xinhua News/AFPBB News