【12月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は167万5362人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7561万1670人の感染が確認され、少なくとも4814万8100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 18日には世界全体で新たに1万2444人の死亡と68万9382人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2710人。次いでブラジル(823人)、メキシコ(762人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに31万3660人が死亡、1746万5147人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万5650人、感染者数は716万2978人。以降はインド(死者14万5136人、感染者1000万4599人)、メキシコ(死者11万7249人、感染者130万1546人)、イタリア(死者6万7894人、感染者192万1778人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの159人。次いでイタリア(112人)、ペルー(112人)、スロベニア(109人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(109人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が51万334人(感染2354万3754人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が48万2064人(感染1451万4536人)、米国・カナダが32万7652人(感染1795万7855人)、アジアが20万9542人(感染1334万7521人)、中東が8万6496人(感染374万6013人)、アフリカが5万8331人(感染247万1350人)、オセアニアが943人(感染3万648人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP