【12月21日 Xinhua News】中国上海市外商投資協会は17日、同市の2019年外資系企業上位100社ランキングを発表した。スイスの昇降機製造大手シンドラーの中国法人「迅達(中国)電梯」、米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の中国法人「特斯拉(上海)」など261社が名を連ねた。

 今年1~11月の上海市の実質外資利用額は前年同期比6・8%増の190億3500万ドル(1ドル=約103円)だった。市内に進出している外資系企業は約6万社で、同市の域内総生産(GDP)の4分の1以上、税収の3分の1以上を占めている。

 ランクインした外資系企業数は上海の外資系企業全体の0・17%にすぎないが、貿易総額が全体の53・9%、売上高が18・5%、納税額が19・8%、雇用が20・3%を占めた。

 項目別では、売上高トップが上海上汽大衆汽車銷售の2570億8700万元(1元=約16円)、輸出入額トップが中国台湾地区のEMS(電子機器受託製造サービス)大手ペガトロン(和碩聯合科技)傘下の昌碩科技(上海)の1237億1400万元だった。納税額トップは上汽大衆汽車の306億3600万元、雇用創出数トップは昌碩科技(上海)の6万606人だった。(c)Xinhua News/AFPBB News