【12月19日 AFP】アフガニスタン東部ガズニ(Ghazni)州で18日、宗教的な集まりが行われていた建物付近で爆発物を積んだオートバイが爆発し、少なくとも15人の子どもが死亡した。地元当局が発表した。

 爆発が起きた際、子どもたちはイスラム教徒にとって聖なる日である金曜日にいつも行うコーラン(イスラム教の聖典)の暗唱をするために住宅に集まっていた。

 ガズニ州警察は爆発があったことを認め、同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)の攻撃だとしている。死亡した15人の他に、子どもを含む20人が負傷したことも明らかにした。

 アフガニスタン政府とタリバンは紛争終結を目指して和平交渉を開始したにもかかわらず、ここ数か月間、暴力行為が急増。タリバンは、暴力を利用して交渉で優位に立とうとしていると非難されている。政府とタリバンによる和平協議は今年9月にカタールの首都ドーハで再開されたものの、来年1月初旬まで中断されている。(c)AFP