【12月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は166万2792人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7489万910人の感染が確認され、少なくとも4786万6800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 17日には世界全体で新たに1万3073人の死亡と73万7123人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の3249人。次いでブラジル(1092人)、メキシコ(718人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに31万792人が死亡、1721万3887人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万4827人、感染者数は711万434人。以降はインド(死者14万4789人、感染者997万9447人)、メキシコ(死者11万6487人、感染者128万9298人)、イタリア(死者6万7220人、感染者190万6377人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの159人。次いでペルー(112人)、イタリア(111人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(108人)、スロベニア(107人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が50万4009人(感染2326万1318人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が47万9865人(感染1441万4192人)、米国・カナダが32万4650人(感染1770万36人)、アジアが20万9265人(感染1329万9540人)、中東が8万6231人(感染373万2016人)、アフリカが5万7829人(感染245万3152人)、オセアニアが943人(感染3万657人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP